■「山田幸一郎さん」(大三島) 2007年8月23日レポート

大三島をアートで溢れる場所に
<ご家族のご紹介>
山田幸一郎さん(30歳)、奥様、お子さん二人の四人暮しです。築100年を超える古民家を自分たちの感性でリフォームしました。自宅兼カフェは、ご主人製作のアイアンアートや自由な作風の陶芸作家のギャラリーにもなっています。カフェで供される奥様自慢の月替りのスウィーツは絶品です。
※山田さんご夫婦のお話から・・・
[移り住むまで]
山田さん一家が広島市から大三島(上浦町瀬戸)に移り住んだのは2003年でした。都会での暮らしよりも、田舎の暮らしに可能性を感じてそれまでのサラリーマン生活を止めて祖父母の家がある大三島へ移り住むことにしました。
瀬戸内海を望む高台に建つ築百年を経過した民家は、たいそうりっぱな造りでしたが人が住まなくなって既に10数年が経過していました。現在の自宅兼カフェにリフォームするのは大変でしたが、ご夫婦の感性を表現する場づくりでもありました。ご夫婦のご両親にもリフォームに一役買ってもらったそうです。
[アイアンアートとカフェの経営]
ご主人はアイアンアートを製作しており、田舎に移った目的に創作する環境づくりがありました。アトリエは自宅カフェから少し離れた黒塗りの倉庫です。
作品は黒を基調としたユニークな造形で、無機質な鉄の素材が曲線を纏うことで温かみを帯びています。自由な作風の陶芸作品といっしょにカフェに展示・販売されています。
カフェは、第1日曜日と毎週木曜日(10:00~16:00)にオープンします。縁側から眺めるように造られた庭の緑を横目に石畳を踏みながら玄関を入ると、モノトーンな凛とした静寂さが漂う空間が広がります。ゆったりと流れる時間の中でいただくコーヒーや奥様手作りのスィーツの味わいは格別です。
もう少し時間が取れるようになったら、オープン日を増やしてランチメニューにも挑戦するとのことですが、あくまで無理せず自分たちのできる範囲でとのことでした。その日を楽しみに待っていたいです。
[ご夫婦の夢]
大三島をアートで溢れる場所にして、アートを楽しむ人たちでいっぱいにしたいという夢を熱く語ってくれました。ご夫婦のお話を聞いていると大三島には日本画家との繋がりを大切にする独自スタイルの美術館やコンテンポラリーアートの美術館などがありますが、もっと生活のなかにアートが自然に存在するような心豊かな島になればすばらしいと思ってしまいました。
山田さんのお家には移住したお友だちが集まって、酒を酌み交わすことがよくあるそうです。さぞ賑やかで楽しい時間なのだろうと想像します。皆さんは自分のライフスタイルを大切にするばかりでなく、地域とのコミュニケーションを深め地域おこしにも貢献していきたいという思いを持って活動しています。
〒794-1404 愛媛県今治市上浦町瀬戸2294
TEL 0897-87-2622
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