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■「大山祇神社宝物館」 全国の国宝・重文武具甲冑類の8割を収蔵 日本一の武具館 大山祇神社の拝殿を正面に見ながら御手洗川を渡ると大山祇神社宝物館があります。ここには全国の国宝・重要文化財の指定を受けた武具甲冑類の約8割が保存展示されていて、日本一の武具館として全国に知られています。 展示品は、日本最古の大鎧や源義経・源頼朝の鎧をはじめ多くの鎧・兜・刀剣類で占められていますが、なかには斉明天皇御奉納の禽獣葡萄鏡(国宝)を含めた百余面の和鏡などもあります。 また、めずらしいものでは大山祇神社縁の鶴姫が着用したとされる胸部が女性用に大きく膨らんだ胴丸が展示されています。現存している日本で唯一の女性用の鎧です。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島に、なぜこんなにたくさんの国宝や文化財が残されたのか不思議でしたが、観光ボランティアガイドさんに説明を受けてなるほどと納得してしまいました。国宝と歴史ロマンの島:大三島についてもっと知りたいと思います。 国宝館の隣に建っている大三島海事博物館で、瀬戸内海を中心とした動物・植物の標本や水軍関係・海事関係資料を見ることができます。この博物館は、昭和天皇の海洋生物御研究のため御採取船葉山丸を記念して建てられました。また、全国の鉱山から奉納された代表的な鉱礦石なども展示されています。 [概要]