HOME > しまなみの「観る」一覧 > 神社・寺 > 阿奈波(あなば)神社
■「阿奈波(あなば)神社」 大山祇神社の海の玄関口宮浦港には、大山祇神社にふさわしい朱塗りの神殿風の桟橋が浮かんでいます。石造りの巨大な一の鳥居とともに門前町であった往時の賑わいを偲ばせます。宮浦港を囲む御串山の麓にある阿奈波神社は、「阿奈波さん」として地元住民に親しまれています。
○阿奈波神社と女性の信仰 大山祇神社の祭神・大山積神には 岩長姫(いわながひめ)と木花開耶姫 ( このはなはくや ひめ)というふたりの姫がいました。岩長姫は 瓊々杵尊(ににぎのみこと)の子を身籠るが、瓊々杵尊は美しい木花開耶姫を妻にしました。岩長姫は失意のうちに身を引き、宮の外に産殿を建てて移り住みました。この産殿が宮浦港を囲む御串山にある大山祇神社の境外摂社・阿奈波神社とされています。子宝に恵まれない人や花柳病にも霊験があるとされ女性が下着や陽物を供えて祈る習わしがあります。 「あやちゃんのシマコンブログ」で秋の大祭:近況レポート(2009年10月2日) [概要]